- AVAXがどっかに消えた!
- Avalancheの3つのチェーンってどうやって扱うの?
このように思った方も多いのではないでしょうか?
Avalancheには3つのチェーンがあり、違うチェーンに送られている場合、定番のブラウザウォレットMetaMaskなどで表示されないことがあります。
そんな場合に利用できるのがAvalancheの公式のウェブウォレット「Avalanche Wallet」です。
Avalanche内の3つのチェーンを行き来する際に必須となりますので、AVAXを手に入れた方はまずはじめにAvalanche Walletを作成するべきでしょう。この記事ではそんなAvalanche Walletの作成方法・使い方を解説します。
是非参考にしてください。
1. Avalanche Wallet(アバランチウォレット)とは?
Avalanche Walletは、Avalancheの公式ウェブウォレットです。
他のウォレットでは利用できないAvalanche3つのチェーン間を自由に行き来するクロスチェーン送信が可能です。
- MetaMaskなどのウォレットの場合:C-Chainのみ
- Avalanche Walletの場合:C-Chain、X-Chain、P-Chain
また、公式ステーキング(バリデート、デリゲート)の設定もこのウォレットから行うことが可能です。
日本語にも対応しており、日本人でも比較的利用しやすいウェブウォレットです。
2. 作成方法・使い方
まずは、https://wallet.avax.networkにアクセスします。
上記URLが間違っていないか必ずチェックしましょう。偽物のURLだった場合、資産が盗まれる恐れがあります。
「新規ウォレットの作成」→「キーフレーズの生成」を選択し、キーフレーズを誰にも見せずに保管します。チェックボタンを入れて「ウォレットにアクセス」を選択します。
Avalanche Wallet上部では、残高の他に
- X(X-Chain)
- P(P-Chain)
- C(C-Chain)
のアドレスを表示、コピーすることが可能です。
左側メニューからいくつかのページにアクセスできます。
ポートフォリオ
自分の持っているアセットを表示できます。
表示されていないアセットは以下の方法で追加できます。
トークン
- Add Token:コントラクトアドレスを入力
- Add Token List:URLを入力
コレクション
- Add Collectible:NFTのコントラクトアドレスを入力
送信
X-ChainもしくはC-Chainを選択して、トークンを送信することができます。
Cross Chain
Avalanche内の3つのチェーン間で送信できます。
Source Chain:送信元となるチェーンを選択します。
Destination Chain:送信先となるチェーンを選択します。
獲得する
ステーキングしてAVAXを獲得することができます。
バリデート:P-Chain上に最小2000AVAXをステーキングしてバリデーターになります。ステーク先にするAvalancheノードが必要になります。
デリゲート:P-Chain上に最小25AVAXをステーキングしてデリゲーターになります。ノードを保有していない場合は、誰か別のノードにステーキングできます。
Studio
新しくアセットを作成することができます。
Activity
履歴を確認できます。
管理
ウォレットのプライベートキーなど情報を確認できます。
View Private Key:プライベートキーを確認できます。
View C Chain Private Key:C-Chainのプライベートキーを確認できます。
3. MetaMaskにインポート・送信する方法
Avalanche Walletの「送信」からMetaMaskのアドレスに送信することが可能です。ただし、MetaMaskはC-Chainで受け取りますので、必ずC-Chainで送信することを間違えないようにしましょう。
また、MetaMaskに送信せず、MataMask内にアドレスをインポートすることも可能です。
Avalanche Walletの「管理」→「View C Chain Private Key」からプライベートキーを確認して、MetaMask右上アカウントマークから「Import Account」を選択し、プライベートキーを入力してインポートできます。
Avalanche WalletとMetaMaskのアカウントは統一している方が楽なのでインポートすることをおすすめします。
まとめ
Avalancheは3つのチェーンがあり、はじめは戸惑う方も多いと思います。
ただし、Avalanche Walletを利用すれば3つのチェーン間で行き来でき、管理も簡単です。
日本語にも対応していますので、日本人の方でも比較的利用しやすいでしょう。
この記事が参考になれば幸いです。
コメント